１０月２５日（水）13：00から「立憲民主党大分県連第５回常任幹事会」を開催しました。
吉田忠智代表の挨拶の後、大分県連の１０月の活動報告、県連の活動の「見える化」を目指す「地域ミーティング」の開催についてなど有意義な話し合いが行われました。
吉田忠智代表 挨拶
何かとお忙しいなか、第5回常任幹事会に出席いただきましてありがとうございます。日頃から立憲民主党大分県連の活動へ積極的なご参画をいただきまして大変ありがとうございます。
さる10月22日に行われました二つの補欠選挙は、報道のとおり参議院 徳島・高知合区の選挙区においては広田一さんが圧勝しましたけれども、長崎4区につきましては立憲民主党公認の末次精一さんが惜敗しました。大変残念な結果になりました。長崎は、今度3つの選挙区に再編をされます。末次精一さんは、長崎3区でも立候補予定者として決定していますので,是非今度こそ、勝っていただきたいと思います。
二つの選挙の結果、有権者の受け止め等を見ますと、かなり岸田政権に対する国民の皆さんの厳しい思いが反映されたのではないか、と思っております。先般亡くなられました青木幹夫元参議院議員。参議院のドンと言われた方ですけれども、青木の法則というのがあるそうでありまして、その時の内閣支持率と自民党の支持率が合計50パーセントを割りますと危険水域に入る。
岸田政権も最近の所得税減税、住民税も減税をするとかいう案も出ている。そういう迷走と言ってもいい姿を見ますと、一旦急降下を始めますと、政権というのは、厳しい状況に入りますから、危険水域に入ったのではないかと思っています。
臨時国会が始まりまして、昨日は泉代表、今日は参議院では田名部参議院幹事長が代表質問をしました。岸田総理は今臨時国会中に補正予算案を提出して「是非、成立を期したい」とそのように言明をしています。
補正予算の成立した後の動きがどうなっているのか。もしかしたら岸田おろし、又疑似政権交代ということで、衆議院選挙が岸田さんでは戦えないということになりますと、頭をすげ替える動きも出てきます。そうしますと、岸田総理もそういう動きが出る前にチャンスがあれば衆議院解散に打って出たいということにもなるのではないか。
巷間、マスコミ報道でも年内解散は難しくなったのではないかと言われていますが、例えば補正予算が成立したのちに、12月5日告示12月17日投票。かつて12月にずれ込んだ選挙もありましたので、立憲民主党大分県連としては、いつ解散があってもいいように、その準備は加速していきたいと考えています。
衆議院大分2区につきましては、先般選対の設立準備会をやりまして、議論をさせていただきました。もう一回準備会をして、年内には選対を設立したいと思っています。
大分3区につきましても、３区選考委員会で、今精力的にご議論をしていただいています。今日またその報告を受けていて、議論をいたします。何としてでも候補者を早期に決定をしていきたい、と考えています。
大分県内における軍事大国化の動きについてです。昨日日出生台で私をはじめ自治体議員の皆さん、平和運動センターの皆さんと共に、日出生台対策会議として、日出生台の入り口で抗議行動をさせていただきました。
2月に行われて、この10月に年に2回演習が行われるのは初めてです。自衛隊が3000人、米兵が1100人、これも史上最大規模。同時期に九州沖縄北海道で行われておりますが、日出生台・十文字原の演習が最大規模と言われています。
現地の浦田事務局長、畜産農家の衛藤洋次さんも来てくれまして。聞きましたら、「オスプレイが飛んだのは見たけど、何やってるのか全然わからない。実弾砲撃訓練があったら、監視小屋も設置をしますが、設置しても意味がないので、設置してません」ということで特に衛藤洋次さんが、嘆いておりましたが、この10月は牧草を取る時期です。この時期だけ日出生台の中に入って、牧草を取る。11月になるともう牧草が取れなくなる。このままだと畜産の経営も立ちいかなくなる。そうした悲痛な声もお聞きしました。
これから「防衛力整備」の名の下で、大分分屯地の大型ミサイル配備もそうですが、そうした住民の生活や安全を脅かす、そうした動きには断じて私たちは容認できないという立場で、取り組みを強化していきたいと考えています。
最近、何人かの方から立憲民主党県連の動きが中々見えないではないか「見える化」をすべきだというご指摘もいただきました。
今日は地域ミーティングをこれからやろうという提案もさせていただきます。街頭演説を大分市内では大分駅前で毎週月曜日の朝、守永さんや御手洗さん、宇都宮さんと一緒にさせていただいておりますし、別府駅前では第３金曜日の夕刻にされていますが、これから計画的に私もできるだけ空いた時間を割いて常任幹事の皆さん、自治体議員の皆さんと共に、県内各地で街頭演説を精力的にやっていきたいと考えています。
立憲民主党県連の運動の「見える化」について、こういうことをやったらいいんじゃないかというような案がありましたら積極的に出していただきたいと思います。今日は限られた時間ですが、忌憚のないご意見・ご提案を出していただきまして、有意義な常任幹事会にしていただきますことをお願いを申し上げまして、冒頭のご挨拶にさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
